地域医療を考えることで見える病院経営の未来

一般社団法人 日本病院会 会長 堺 常雄


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2015年を見据えた、地域医療構想を整理する

改めてのお話ですが、団塊の世代が高齢者になる2025年に向け、持続可能な医療提供体制の構築が大きな課題ですが、同時に、保険医療、社会保障全般に関わる財源の逼迫も問題です。

 「骨太の方針2015年」ではいろいろな方針が出てきました。結局、予算が一番大きい社会保障関連費をどう押さえるか、という議論になっていますが、これは致し方ないところがあると思っています。そして、社会保障費の増加を年5000億円に抑えようということで進んでいます。

しかし一方で、高齢化を『言い分』とした社会保障費の抑制が続くと、医療技術の革新など、将来の医療に対する費用も抑制されますから、これはこれで問題だと思います。

社会保障費の抑制は、財政の逼迫状況から避けられませんが、短絡的に予算を抑えればよい、と言うことではなく、限られた医療資源をいかに効率的に活用するか、という議論をもっと加速させることも大切で、それには、効率的で能率的な医療提供体制の構築を、2025年までにスムーズに行う必要があります。

こういった課題を解決しようと出てきたのが、病床機能報告制度であって、その後に続く「地域医療構想」ですが、これらの施策は一見「なんだ病床削減か」と映ってしまいます。しかし、地域のニーズを汲み取るためのツールであり、翻ってみると、医師数の問題も包括しているように思います。

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