地域医療における日本医師会の役割を聞く

公益社団法人 日本医師会 会長 横倉義武

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医師会の役割と執行部の方針を、改めて確認する

まず、日本医師会という組織は、ご存知の通り、医師個人が入会するという大原則があります。

その上で、全国に890余りの郡市区医師会があり、47の都道府県医師会があり、そして日本医師会があります。ですから、病院団体と成り立ちや構成、社会的意義も位置づけも異なることを改めて申し添えます。

地域医療における医師会の役割は、地域の保健、医療、そして介護、福祉の領域での医療というところにおいて、それぞれの地域の医師会が、住民に対して責任を負っていることに加えて、地域医療を実行するための、さまざまな職種をまとめる役割も担っていると認識しております。

そういった役割の中で、第二次執行部の方針は「地域医療を支える」「医師会の組織力強化」「将来の医療を考える」の3つの方針を掲げています。


「地域医療を支える」の真意と、具体的施策を聞く
ひとつ目に申し上げた「地域医療を支える」ですが、全国には多種多様な地域がありますが、共通して言えることは、どの地域にも「医療」が必要であり、地域の充実には医師が必要だということです。

国土交通省の統計によれば、医師は人口500人あたりに1人という割合で、これは医療、そして医師が地域の生活に密着していることを示しています。

地域の生活に密着し、地域医療を支えている先生方に対して医師会は、役割のひとつとして、最新の医療情報を提供したり、地域の医療・介護に対するサプライヤーを周知したりすることを始め、昭和62年から生涯教育としてさまざまなプログラムを展開しています。

その時々に応じた最新の医療知識を学べる教材の提供なども行っています。

加えて「地域住民の健康を守る」ことも大切で、医師会は『地域医療のシンクタンク』という視点から、例えば、地域住民向けの「健康講座」などを開催する際、情報や教材などを提示し、地域医療の発展や住民の健康に寄与しています。

国民の幸福の原点は『健康』にありますから、それを守り続けるための医療提供体制の構築は、わが国の最重要課題です。それゆえに、医師会の役割は非常に大きくなってきていると感じます。

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