第6回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会がつくば市で開幕

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「プライマリ・ケア専門医」「家庭医療専門医」の認定を行い、日本におけるプライマリ・ケアの発展に寄与している、「日本プライマリ・ケア連合学会」(理事長:丸山泉先生)による、「第6回 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会」(大会長:前野哲博筑波大学医学医療系 地域医療教育学 教授)が、6月13日(土)開幕しました。

茨城県つくば市の「つくば国際会議場」を会場とし、「人びとの暮らしを支える医療人の育成」をテーマに、6月13日(土)・14日(土)の2日間に渡って開かれます。
(appeared in 2015/06/13)

150613_primary1.jpg150613_primary6.jpg開会式では、プライマリ・ケア連合学会丸山泉理事長(写真右)が、「プライマリ・ケアの現場は、かかりつけ医、また家庭医療専門医など活躍の場が幅広くあり、本学会は、今後、年月が経つにつれ、エポックに影響を与える大会になると感じている」と挨拶。

また、前野大会長(写真左)は本大会に対する期待を「公募型ワークショップについては、募集数の2倍の応募があった。これが本大会の熱気であると感じている」と表現。

一方、「これまで我が国のプライマリ・ケアは、地域における病院・診療所で働く医師の献身的な努力によって支えられてきましたが、2017年の新専門医制度の導入により、この構図が大きく変化することが予想されています。その一方で、統合診療専門医の原型ともいえる本学会の家庭医療専門医は500人に満たず、総合診療専門医の育成・確保は喫緊の課題」と語りました。

本大会では、医師・看護師・薬剤師・研究者・学生らが集まり、講演、学術発表に加え、ワークショップや他学会とのジョイントプログラムも実施され、最新のプライマリ・ケアの研究や実践についてさまざまな立場からの発表と活発な議論が行われます。

新たな試みとして「参加者に楽しみながら交流を深めてもらうための仕掛けとして「今年からランチョンセミナーをなくしました。ですが、(本大会の)午後にはティーブレイクができるような、お菓子やお茶などを用意した会場を用意し、交流を促せる場も作りました(前野大会長)」など、交流や親睦の大会にもなりそうです。

第6回を数える今大会では、18件のシンポジウム、5件の教育講演、47件のワークショップ、13件のインタレストグループが実施され、演題は口演・ポスターをあわせて526題にのぼるなど、プライマリ・ケアに対する関心の高まりと、同分野をめざす医師、医療従事者の増加を感じさせています。

2017年から19番目の基本領域の専門医として動き出す「総合診療専門医」が話題になる中、本大会は、プライマリ・ケアの発展に寄与する研究成果・発表に期待が集まっています。

第6回日本プライマリ・ケア連合学会学術大会
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