第1回「ALSO-Japan学術集会」閉幕

ALSO5.jpg9月26日(土)石川県金沢市で開催されていた「第1回ALSO-Japan 年次集会」(主催:特定非営利活動法人 周生期医療支援機構/学術集会長:新井隆成先生/恵寿総合病院家族みんなの医療センター センター長)が閉会しました。

学術集会長講演の中で、特定非営利活動法人 周生期医療支援機構の代表理事でもある新井先生は、今後のALSOのストラテジーとして「全国のお産を安全に守るために、ALSOのチームトレーニングを臨床に繋げていけるよう努力しながらも、全国ネットワークの構築、そして、病院や地域を越えた連携を推進していきたい」と抱負を語りました。


ALSO4.jpgまた、午後、集中して開かれた4つの特別講演の中で、全日本病院協会副会長で社会医療法人董仙会 恵寿総合病院理事長の神野正博先生が登壇されました。講演の中で神野先生は、

「地域包括ケアの本質を考える上で、超急性期から慢性期の垂直統合が進んでいます。そしてそこに地域という横軸が加わり、地域で連携する医療・介護となり『2D』になります。現在はこれを基本に地域医療構想などが進んでいるわけですが、地域を考えた場合これでは足りず、生涯を通じた医療・介護という時間軸を加えると『3D』になります。ここまで来るともう一歩、日常生活圏を基点としたケアを加え『4D』となります。これはもう『地域そのものを考える』ということですから、私たち医療者は、地域を考えた上で医療を行うことが今後、とても大切になります」と、今とこれからの見立て、そして『地域を考えることがいかに大切であるか』を講演の中で触れました。

加えて、

「地域包括ケアの厚生労働省の正式英語訳は『The Integrated Community Care System』であり、「医療と介護」の連携にとどまらず、『The Integrated』=『統合』が求められます。連携では地域包括ケアの実現は難しく、ガバナンスの上での「統合・同盟」という枠組みの中で、できればヒト、モノ、カネも含めて統合されることが望ましい」としました。

閉会式後の懇親会で、学術集会長の新井先生は、「第1回ALSO-Japan 年次集会が閉会となり、今思うことは、これからの可能性を強く感じ、参集された皆さんから多くのエネルギーをもらいました。こういう想いを共有し続けていきたいと思います。みなさまの地域のお産が安全に守られることを願っております」と語り、記念すべき第1回年次集会が幕を閉じました。

●NPO法人 周産期医療支援機構 オフィシャルホームページ
http://www.oppic.net/ 

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